あるまじろのひとり言

日々のひとり言ブログ

投資という名の誘惑

投資という言葉を聞くと何故かワクワクするというのは、一種の病気かもしれません。

 

私もこの病気になって早5年が経とうとしているが、あの著名な投資家のウオーレンバフェット氏は、“お金が増えるのを見るのが好きだ”と言っていましたが、彼もまた病気なのでしょう。

 

毎年のForbes長者番付けでは、ベゾス、ゲイツザッカーバーグと肩を並べる大金持ちなのに、生活はとても質素で、毎日コーラを飲みながら野菜抜きのハンバーガーを食べている。挙げ句の果てには、仲良しのマイクソフト創設者ビル・ゲイツ・メリンダ財団に資産の大半を寄付してしまうという89歳になっても大変お元気なお爺ちゃんなのです。

 

日本でもJ:COM男と呼ばれた大量誤発注事件で一躍有名になったB.N.Fさんが個人投資家としては知られていますが、彼もまた“現金を見るのが怖い”と言っていました。昼食にはお腹が一杯になると眠くなるからと、毎日カップラーメンを食べる生活。後場の取引が終わった後、カップラーメンの買い出しに出掛けたついでに、夕食を立ち喰い蕎麦屋で済ませると言う。これまた質素な生活を送っているようで、どうも大金持ちはこういった風変わりな人が多いように思います。彼もまた財産の大半を慈善事業に寄付するのかも知れません。

 

要するに毎日、朝からリゾート地で優雅な生活を送りたいと妄想している私達に回ってくるのは、毎月の請求書と厄介な問題ぐらいでしょうか・・・

 

ある休日の過ごし方

毎朝、目が覚めるとテラスに出て、レンガ造りの水溜めの水を汲んで花にやるのが、朝の日課です。そうやってテラスを歩いていると、愛犬のジミが後ろから少し眠そうに背伸びをして、テラスに植えてあるハーブの匂いを嗅いだ後、尻尾を振って歩いて来ます。朝日が真っ白な壁と緑の木々に反射してゆっくりとした朝の始まりです。

石造りの階段で下階の中庭に降りて行くと、毎年春先に、花を咲かせるミモザの葉が、風に揺れています。その先に見えるテーブルで、朝食です。目覚めのコーヒーを一杯、ゆっくりと空を見上げて、大きく深呼吸。“気持ちのいい朝だ“と思わず笑顔になる瞬間です。

朝食を済ませてゆっくりと椅子に腰掛けていると、ジミが散歩に行こうと私の膝の上に飛び乗ってくるので、近くの公園まで散歩に出掛けます。

午後はラウンジのソファーで読書です。最近は忙しくて買ったままになっていた、スペイン旅行のエッセイを読みながら時折、中庭を眺めていると、午後の太陽の光が小さな池の上で静かに輝いています。とても穏やかに時間が流れて、こういう時は決まってうとうとと昼寝をしてしまいます。

風に揺れたカーテンの隙間から夕日が沈んでいくのが見えます。コップに水を一杯飲んだ後、少し中庭を散歩します。そうしていると又、後ろからジミが散歩に行きたそうに付いてきます。中庭のベンチに腰掛けて少しぼおっとしていると、近所の子供達の声が聞こえてきます。今日も一日無事に過ぎていくようです。

住みたかった街・・・

最近うちの近所に“風街ろまん”ていう古着屋がオープンしました。

まだ店内に入った事は無いですが、おそらくこの店の店主は、伝説のロックバンド“はぴいえんど”が好きなんだと思います。そして、昔のヒッピーのようにベルボトムジーンズをはいて、アメリカを旅して来たのでしょうか?

1970年初頭の我が家は、まだ白黒テレビを見てたような記憶があります。

あの頃、古い借家に住んでいて二階の部屋には長髪のお兄さんがギターを弾きながらタバコを吸っていたのを今でも覚えています。

あの時の若者たち。何処へ行ったのでしょうね?なんだかすごく平和な世の中だったような気がしました。私はあの頃あの街の風をもう一度あつめてみたいです。懐かしい曲を聴きながら・・・

書籍化記念! SUUMOタウン特別お題キャンペーン #住みたい街、住みたかった街

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by リクルート住まいカンパニー