あるまじろのひとり言

日々のひとり言ブログ

投資という名の誘惑

投資という言葉を聞くと何故かワクワクするというのは、一種の病気かもしれません。

 

私もこの病気になって早5年が経とうとしているが、あの著名な投資家のウオーレンバフェット氏は、“お金が増えるのを見るのが好きだ”と言っていましたが、彼もまた病気なのでしょう。

 

毎年のForbes長者番付けでは、ベゾス、ゲイツザッカーバーグと肩を並べる大金持ちなのに、生活はとても質素で、毎日コーラを飲みながら野菜抜きのハンバーガーを食べている。挙げ句の果てには、仲良しのマイクソフト創設者ビル・ゲイツ・メリンダ財団に資産の大半を寄付してしまうという89歳になっても大変お元気なお爺ちゃんなのです。

 

日本でもJ:COM男と呼ばれた大量誤発注事件で一躍有名になったB.N.Fさんが個人投資家としては知られていますが、彼もまた“現金を見るのが怖い”と言っていました。昼食にはお腹が一杯になると眠くなるからと、毎日カップラーメンを食べる生活。後場の取引が終わった後、カップラーメンの買い出しに出掛けたついでに、夕食を立ち喰い蕎麦屋で済ませると言う。これまた質素な生活を送っているようで、どうも大金持ちはこういった風変わりな人が多いように思います。彼もまた財産の大半を慈善事業に寄付するのかも知れません。

 

要するに毎日、朝からリゾート地で優雅な生活を送りたいと妄想している私達に回ってくるのは、毎月の請求書と厄介な問題ぐらいでしょうか・・・